IVES（アイビス）
当院ではリハビリテーションに
IVES（随意運動介助型電気刺激装置）を取り入れています。
■麻痺について
健常な人は自分が手や足を動かしたいときに「動け」という運動指令が脳から出され、電気信号となって神経を伝わり、筋肉を動かすことが出来ます。
しかし、脳出血や脳梗塞など脳に障害を受ける疾患の場合、脳からの電気信号を伝える神経も障害を受けることになります。
これが脳卒中で手足が麻痺する一因となっています。
■IVESについて
IVESは、脳からの運動指令を電気信号として読み取り、麻痺した筋肉に電気刺激を与えてくれる装置です。
軽度から中程度の手・足の麻痺のリハビリテーション用に開発されました。
・麻痺が比較的軽い
・発症からあまり時間がたっていない 等
条件により、回復の程度は変わりますが、効果は期待されます。
※ペースメーカーや植え込み型除細動器を使用している方は、IVESを使用できない場合があります。