回復期リハビリテーション

当院では2010年8月から日曜・祝日も休みなく「365日」リハビリを行っています。
また、早朝から積極的に離床を促す「モーニング・イブニングリハビリテーション」を重視し、生活し生きることに喜びを見出せるように、その人に合った個人プログラムを組む等、様々な活動を使って援助しています。

退院の際には医療ソーシャルワーカーが、安心して在宅生活を送るための援助をさせていただきます。
また、ご自宅の家屋改造の相談などもリハビリスタッフが受けております。

このような取り組みの中で、当院では最も厳しい基準(回復期リハビリテーション入院料1)を達成してきました。
これは重症の患者さんを多く受け入れ、改善し、自宅に帰っていただいたという実績が認められたからです。

当院リハビリの特徴

実生活に近い外出、買い物訓練の実施
買い物

当院は市街地にあり周辺にはスーパーや小売店が多いため、歩いて買い物をする、バスなどの公共機関を利用するといったリハビリ訓練を実施し、生活する力をつけていきます。
屋外での応用的な活動を通して、社会生活へ早く適応することを目標としていきます。

退院後の生活のフォロー

どなたでも、退院後の生活には不安があります。
病院でできていることが家でもできるだろうか? 玄間を歩いて上がれるか? お風呂は? トイレは狭くない? てすりは必要?布団で寝られる?
不安を解消するためにご自宅に担当スタッフが訪問または同行し、住宅改修や動作指導を提案させていただくこともあります。
退院後のご自宅ではしっかりと休息がとれ、時には活動的に、安心・快適に生活を送ることができるようにお手伝いさせていただきます。

自動車運転再開に向けた取り組み
車

当院では、運転の希望や必要性を本人・家族と確認し、心身の状態を評価して個人に合わせたリハビリテーションプログラムを実施しています。
そして自動車運転適性検査をすすめ、確認しながら慎重に安全な自動車運転の再開を進めています。

リハビリの内容

365日リハビリテーション

荻野病院の回復期リハビリテーション病棟では
「おはよう!」の朝の身支度から「おやすみなさい」の準備まで
リハビリスタッフが病棟で自立に向け援助します。

リハビリテーション1日の流れ