先日、ユニ・チャーム株式会社の排泄ケアアドバイザーの方をお招きして、オムツのあて方に関する研修会が開催されました。

この研修は、回復期病棟の研修として、看護師向けにも開催されました。

リハビリテーション科では、おむつや尿とりパッドなど製品の種類や機能などの紹介という初歩的な内容からスタートしました。実際にパッドのどこに水分を流したら吸収するのかを実験してみたり、今まであまり気にしたことがなかったおむつやパッドの特長や特性を知ることが出来て、目からウロコでした。

次におむつの正しいあて方について、マネキンを使用してレクチャーしていただきました。

オムツをあてる位置やオムツやパッドの機能を活かしたちょっとしたポイントがいくつかあって、そのポイントを押さえることが大事なのですが、こちらも目からウロコという感じで、新しい発見がいくつもありました。

おむつ交換は、一般的には看護師の業務と思われがちですが、トイレ動作も日常生活においては最優先事項ですので、療法士もリハビリの観点から積極的に患者さんの排泄（トイレ動作）に関わっています。

その中で、トイレ内でオムツやパッド交換をする場面が多くあり、正しいあて方をすることで、モレや肌への負担の軽減など、患者さんの不快刺激を減らすことにつながると感じました。

そして、講師の方の前職が同業ということで、和やかで楽しい雰囲気の研修となり、非常に盛り上がりました。リハビリ職の可能性についても新たな発見があった日でした。