前回の産業リハビリ分野に引き続き、今回は院内スタッフのウィメンズ・メンズヘルス分野での活動について紹介したいと思います！

　

カタカナの聞きなれない言葉だと思いますが、「女性の健康」「男性の健康」とそのままの意味で、女性・男性それぞれの特性によって起こる、体の変化に対応するための領域です。

　

荻野病院のリハビリスタッフはおよそ半数以上がパパママ世代で構成されていますが、

自身の妊娠出産を機に「産前産後分野」を岩手に広めようと活動しているスタッフがいます。

今年度は釜石市まで出張し、岩手県理学療法士会の事業として研修会を開催してきました！

　

テーマは「災害後、専門職ができること～母と子の支援の視点から～」とし、

東日本大震災後の支援に関わった経験や、支援者としての役割について、助産師と理学療法士の先生方から学んできました。　

災害後、支援者として自分の立場としてできること

災害時、自分と家族を守るためにできること

改めてプライベートでも職場でも、災害対策について見直すきっかけになった研修でした。

会場では理学療法士による腰痛予防の実技レクチャーもあり

「産後腰痛」だけでなく育児動作に応用できる技に

みなさん自分の体をもって実感している様子でした。

　

座談会では、「男性として産後にしてあげられることは？」という話題から

「女性の働き方や健康課題」など様々な話で盛り上がり、男女それぞれの立場からの意見交換が

行われた非常に有意義な時間となりました。

　

今後も岩手県で、ウィメンズヘルス・メンズヘルス分野の認知が広まっていけるよう頑張って行きたいと思います！

～お・ま・け～

10月にはリハビリスタッフと患者さんで管理している「リハビリ畑」でサツマイモの収穫をしました！

今年は昨年度の反省（苗を欲張って植えすぎました…）を踏まえ少数に絞ったおかげか、大きなサツマイモが収穫でき、患者さん・スタッフ共に「お～！」と歓声があがりました。

12月は収穫したサツマイモでおいしい料理を作ります。リハ室に賑やかな笑い声が聞こえることを、いまからとても楽しみにしています。