10月25日に今年度2回目の集団リハビリが開催されました。

感染症の影響などもあり、久々の集団リハとなりましたが20人近い患者さんが参加してくださいました。

今回は秋をテーマに、参加型のゲーム形式にしてみました！段取り良く40分で3つのゲームを行いました。

一つ目は『秋といえば』をテーマに、「秋といえばこれ！」というものを患者さんに挙げてもらいましたが、「スポーツの秋」、「芸術の秋」などを抑えて、食べ物を挙げる方が多く、まさに『食欲の秋』を実感しました。

失語症（脳の損傷により話す、聞く、読む、書くなどの言語機能に障害がある状態。）の患者さんも一生懸命言葉を絞り出し、「サツマイモ」というワードが出てきたり、普段の言語訓練とは違った場面で良い刺激になっていたように思います。

次のテーマは『くだもの狩り』ということで、作業療法士と患者さんで作った「ぶどう」は3点、「りんご」は2点、本物の「松ぼっくり」1点、をかごから取り出して、誰が一番多く取れるかというゲームを行いました。

トングで挟む動作が上手く出来ない方はおたまを使って、いろいろな方に挑戦してもらいました。

最高16点を取った方が優勝しましたが、周りの患者さんも応援したり、熱い視線を送ってくれたりととても盛り上がりました。

1位の方には、りんごとぶどうをプレゼントさせていただきました！お部屋に飾ってくれているでしょうか(*^^*)

最後は口腔体操も兼ねて、早口言葉を7つみんなで唱和しました。

スタッフも苦戦していましたが、思わぬ方が上手だったり、新しい発見がありました。

唇やほほ、お口周りや舌の筋肉を動かすことで、口の機能が高まり、唾液がよく出るようになり、舌がなめらかに動いて食べ物が飲み込みやすくなる効果があるようです。お顔の表情が豊かになることにも繋がるようです。

たかが早口言葉と侮るなかれ、ですね。みなさんもお食事前や大事な発表や会話の前などにどうぞ！

次回は、クリスマス時期を予定しています！

おまけ：今月の壁画

実りの秋！美味しそうなぶどうと柿です(^^♪